第4回学習基本調査報告書
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第2節 家庭での生活時間

家での仕事時間は小学校75.5分、中学校61.7分と02年調査より微減した。新聞・読書の時間は約30分と横ばい、テレビ・音楽の時間は約50分とやや減少傾向にある。睡眠時間の確保は難しく、平均で6時間を下回っている。    【Q3-D〜G(教員)】
 教員の家庭での生活時間はどうなっているだろうか。家での仕事時間、新聞・読書の時間、テレビ・音楽の時間、睡眠時間の変化をみていく。前節では「学校にいる時間」が長くなっていることを指摘したが、このことは家庭での生活時間にどのような影響を与えているのだろうか。

 1.家での仕事時間は小学校教員75.5分、中学校教員61.7分

 家で学校の仕事(教材研究、事務処理、児童・生徒への連絡など)に費やす時間(以下、家での仕事時間)についてたずねた。07年調査では、小・中学校教員に共通してもっとも多いのが「1時間くらい」という回答だった(図8-2-1)。

  つづいて、経年での変化はどうなっているだろうか。平均時間の推移をみると、小学校教員では98年調査(63.4分)から02年調査(84.1分)にかけて急増したが、その後緩やかに減少し、07年調査では75.5分となった。中学校教員も同様に、97年調査(50.6分)から02年調査(69.8分)にかけて増えて、07年調査に61.7分と減少した。

  02年調査に比べて、家での仕事時間は10分程度減ったとはいえ、前節で指摘した退勤時刻が遅くなっていること(図8-1-2参照。小学校教員24分増、中学校教員15分増)を考慮すると、学校と家への持ち帰りをあわせた総労働時間は増加しているといえる。
図8-2-1 家での仕事時間(小・中学校教員/経年比較)
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