ベネッセ教育総合研究所 ベネッセコーポレーション
REPORT高等学校の進路指導に関する意識調査(2004) 前へ



(4)その他(フリーアンサー)
 「8.その他(全体で2.7%:データ1)」については、具体的な内容をフリーアンサーとしてご記入いただいた。その内容は半数近くが「学力・学習習慣」と「表現力・コミュニケーション能力」など進路実現に必要な「実力」をいかに身につけさせるかに関するものであった。
 主な記入内容の一部を以下に紹介する。なお、内容を整理する目的でいくつかのカテゴリを設けているが、カテゴリごとの回答件数と学校類型別の内訳も併せて記載している。

注:総記入者数は53名(普通I=10、普通II=28、総合=4、専門=10)。なお、1人の回答者が複数内容を記入している場合、複数のカテゴリの件数に反映しているため、回答件数の合計数は総記入者数を上回る。


【A】学力・学習習慣(記入件数20:普通I=5、普通II=12、総合=2、専門=1)
基礎学力の充実の重要性に関する指導/今勉強することの重要性/小中で学んできたことと、入試で要求されることの間にギャップが大きく、基本的な学習習慣の欠ける生徒を受験態勢にまでもっていくこと
【B】表現力・コミュニケーション能力(記入件数4:普通II=3、専門=1)
自分の考えをまとめ、意見を発表できるような小論文指導/基礎学力とコミュニケーション能力向上に向けた指導/自己表現力の育成
【C】学問に触れる(記入件数3:普通I=3)
学問のおもしろさを感じられる授業の充実/企業・大学・研究所等の相互教育研究も大切
【D】インターンシップ等実社会に触れる(記入件数2:専門=2)
インターンシップ等の体験学習によるキャリア教育の推進
【E】働く意味/上級学校で学ぶ意味(記入件数3:普通II=1、総合=1、専門=1)
働く意味を低学年から教育していく/「勤労は義務であり、権利である」という当たり前のことを定着させていく指導
【F】進学費用に関わる記述(記入件数4:普通II=3、総合=1)
進学にかかる費用とその捻出のための計画も実は大切か/経済的な援助がなく進学の希望が叶えられないなどの理由で、不本意な進路選択を余儀なくされた生徒のその後の指導
【G】その他(記入件数17:普通I=2、普通II=5、総合=5、専門=5)
保護者の意識改革/小さい頃から家庭で将来の夢を話し合うことなしに、高校に入ってからでは困難/スクールアイデンティティの確立(教員、保護者、生徒の「共通認識」の形成)/生徒が受動的ではなく、能動的、自発的に取り組める進路指導の工夫/新しい学力観を身につけさせるための指導法、内容。まずは社会で生きるための自信となる基礎を身につけさせることが重要と考えている


*掲載にあたり原文の趣旨はできるだけ尊重するよう配慮しましたが、スペースの都合で部分的に省略をさせていただきました。ご回答者の意図を十分に反映できていない場合には深くお詫び申し上げます。


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