ベネッセ教育総合研究所 ベネッセコーポレーション
REPORT高等学校の進路指導に関する意識調査(2004) 前へ次へ



(2)把握度は「入試(入り口)」>「教学内容(中身)」>「卒業生への評価(出口)」
 一方で、情報の把握度は、「10.入試の難易度(90%:把握できている+まあ把握できている)」を始め、G入試選抜に関わる情報が高い。
 次いでA教学内容に関わる情報の把握度が高く「1.生徒の興味・関心にあった勉強ができるか」、「9.学部・学科と希望職業の関係」ともに60%台の肯定率である。
 D卒業生に対する社会的評価はそれほど把握度が高くなく、重視度とのギャップが大きい。また、それ以上に「出口」の実績に至るプロセスにあたるCキャリア形成支援に関わる情報E教育方法改善(FD)への取り組みについては把握しにくいようで、把握しているとしたのは全体の20%程度以下である。「18.卒業後の就職状況」を把握できているとしたのは41%であるが、「出口だけを宣伝するような学校は勧めない(フリーアンサー)」の意見に見られるように、就職実績に限った情報だけでは大学が提供した教育プログラムや環境の何が優れているのかが分かりにくい。データ1で見たように高等学校においては、今後の進路指導において「生き方設計」や「職業観・勤労観」の育成を重視する意識が高まっているだけに、キャリア教育の具体的な方針やプログラムについての大学からの情報発信が望まれる。


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