第2回 小学校英語に関する基本調査(教員調査)
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Q あなたの学級の外国語(英語)活動で使用する設備、機器、環境はどのようなものですか。

図2―2―5 英語活動の設備、機器、環境〈学級担任〉
図2―2―5 英語活動の設備、機器、環境
注1)複数回答。
注2)英語活動を「行っている」学級(n=2,315)のみ対象。

◆英語活動の設備、機器、環境

 「CDプレーヤー」80.7%、「パソコン」56.9%、「電子黒板」35.9%、 「プロジェクター」 34.0%など、英語活動では多様なICT機器が活用されている(図2―2―5)。
 とくに「電子黒板」は2009(平成21)年度以降、急速に全国の学校に普及が拡大している。先にみたように、「英語ノート」にはデジタル版が用意され、それを49.1%の教員が使用している(図2―2―1)。他の教科・領域と比べても、英語活動では電子黒板やパソコンとプロジェクターなどがとくに多く活用される傾向にあるようだ(p.125 図4)。
 通常の教室ではなく、「外国語活動用(もしくは多目的)教室」などがある学校も4校に1校ほどある。空き教室を利用して、英語活動用の教室を準備すると、ふだんの教室と異なる雰囲気のなかで子どもがより活動的に授業を受けるほか、関連教材を教員間で共有することが容易になったり、電子黒板の数が少ない場合に、教室間や上下階に移動させる手間が省けたりと、よい面があるようだ。

2. 英語活動の評価

「授業中の様子」「児童による自己評価」などを用いて評価を行う学校が多い。「課題の提出」を求める学校も一部あるようだ。

Q あなたの学級では外国語(英語)活動の評価をどのように行っていますか。

図2―2―6 英語活動の評価材料〈学級担任〉
図2―2―6 英語活動の評価材料
注1)複数回答。
注2)英語活動を「行っている」学級(n=2,315)のみ対象。
 10年調査の時点では、新学習指導要領への移行措置期間ということもあり、すべての学校が通知表に英語活動という項目を含めているわけではない。今回の調査によれば、「通知表」に英語活動を含めている学校は78.5%である(図2―5―4)。
 英語活動については、数値による評価がなじまないとされ、「総合的な学習の時間」のように観点を設定し、文章の記述による評価が適切とされている。また、その観点としては、「コミュニケーションへの関心・意欲・態度」「外国語への慣れ親しみ」「言語や文化に関する気付き」があがる(国立教育政策研究所2010『評価規準の作成のための参考資料(小学校)』)。
 実際の英語活動の評価も、「授業中の様子」91.0%、「児童による自己評価」55.2%などがほとんどである(図2―2―6)。前述のような観点で、子どもの活動の授業中の様子や子ども自身による自己評価をもとに記述式の記録を行っていると考えられる。
 「課題の提出(ポートフォリオなど)」10.2%や「校内で独自に作成したテスト」1.5%を実施する学校も一部あるようだ。
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