第2回 小学校英語に関する基本調査(教員調査)
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第3章 英語活動に関する研修

1.英語活動に関する校内研修

2009(平成21)年度から2010(平成22)年度の夏休みにかけ、英語活動の校内研修は平均6.8時間。「0時間」という学校も約2割ある。学校外の研修の頻度は「年に1回程度」の回答がもっとも多く、約3割である。「参加していない」教員は約25%である。

Q 昨年度から今年度の夏休みにかけて、あなたは何時間くらい外国語(英語)活動に関する校内研修を受けましたか。

図2―3―1 英語活動に関する校内研修時間〈学級担任〉
図2―3―1 英語活動に関する校内研修時間
注)英語活動を「行っている」学級(n=2,315)のみ対象。

関連資料:外国語活動の校内研修

(教育委員会が主体となって実施する)「中核教員研修を受講した教諭は、各学校において校長・教頭(副校長)の支援のもと、2年間で30時間程度(研究授業等を含む)の校内研修を円滑に運営し、現職の教師全員に対して上記の内容に習熟させることとなる。」(文部科学省2009『小学校外国語活動 研修ガイドブック』より)

Q あなたは、外国語(英語)活動に関する学校外での研修(悉皆研修による参加、自由意志による参加を含む)にどれくらいの頻度で参加していますか。

図2―3―2 英語活動に関する学校外の研修への参加頻度〈学級担任〉
図2―3―2 英語活動に関する学校外の研修への参加頻度
注)英語活動を「行っている」学級(n=2,315)のみ対象。
◆英語活動に関する研修への参加
 2009(平成21)年度から2010(平成22)年度の夏休みにかけ、およそ1年半の間に行われた校内研修の時間は「1〜5時間未満」がもっとも多く、37.2%。「0時間」という学校も20.4%である(図2―3―1)。全体でみても、平均6.8時間である。
 文部科学省の『小学校外国語活動研修ガイドブック』によれば、2年間で30時間程度(研究授業等を含む)の校内研修の実施が求められている。今回の調査をみると、時間を満たす学校はごく一部の学校である。校内研修の時間は十分であるとは言い難い。
 学校外での研修も決して多くはない。学校外での研修に参加する頻度をたずねたところ、「年に1回程度」の回答がもっとも多く、約3割である。「参加していない」教員も約25%いる(図2―3―2)。

Q 外国語(英語)活動の指導上、あなたが必要と感じる研修は、どれですか。

Q 貴校で行われた外国語(英語)活動に関する校内研修は、どのような内容でしたか。

図2―3―3 必要な研修と実際に実施された研修〈学級担任〉〈教務主任〉
図2―3―3 必要な研修と実際に実施された研修
注1)複数回答。
注2)必要な研修は、英語活動を「行っている」学級(n=2,315)のみ対象。
注3)実施された研修は、英語活動を「行っている」学校のうち、校内研修を実施している学校(n=1,958)のみ対象。
◆研修の内容
 教員が指導上、必要と感じる研修は、「指導法(歌、チャンツ、ゲームの進め方など)」87.8%、「英語力(クラスルームイングリッシュなど)」 60.5%、「教材作成」47.3%など、英語活動の指導実践にすぐに役立つ内容が上位にあがる(図2―3―3)。
 一方、実際に行われた校内研修の内容は「指導法」 74.8%、「研究授業や授業研修会」 44.1%、「英語力」 32.6%の順になっている。
 教員が必要な研修と実際に行われた研修を比べてみると、両者の間にはギャップがあることがわかる。なかでも、「指導法」「英語力」「教材作成」「評価」などではこの差が大きく、教員が必要性を感じているほどには行われていないようだ。
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