２．年齢や就園状況によって睡眠パターンが異なる

睡眠時間の平均をみると、10時間06分（95年）→9時間58分（00年）→10時間04分（05年）と推移している。５年前は減少する傾向がみられたが、今回は10年前とほぼ同じ程度に戻った。
起床・就寝時刻や睡眠時間などのパターンは、年齢や就園状況によって異なる。未就園児（１〜２歳児）の睡眠時間は比較的長いが、遅く寝て、遅く起きる生活を送っている。幼稚園児（３〜５歳クラス児）は、この10年間で早寝早起きの傾向が強まり、10時間以上の睡眠をとっている。一方、保育園児は在園時の昼寝の時間が影響しているためか、１〜２歳クラス児、３〜５歳クラス児ともに、就寝時刻が遅く、睡眠時間が９時間台と短くなっている。