Challenge教育現場の挑戦少人数・習熟度別授業広島県深安郡神辺町立神辺小学校 VIEW21[小学版] 2004.1

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くり返し学習、少人数指導等を
評価活動と結びつけ、
基礎・基本の徹底を図る
少人数・習熟度別授業
広島県深安郡神辺町立　神辺小学校

「基本コース」で「考える力」を、「発展コース」で「自ら取り組む力」を伸ばす。神辺小学校が5、6年算数で取り組む少人数・習熟度別授業はユニークだ。独自開発したプリントによるくり返し学習と、32年間続いている公開研究会などで積み上げてきた授業研究を基盤に、どの子も学ぶ楽しさと充実感を味わえる授業をめざしている。

■神辺小学校データ■

▲高橋史恵校長

　神辺町は広島県東南部、備後平野にある人口約4万人の町。江戸時代に山陽道の宿場町として栄え、漢詩人として知られる菅茶山が開いた廉塾が人材を輩出した文化の地でもある。校区には、こうした歴史と伝統に対する愛着とともに学校に強い関心を持つ人が多い一方で、隣接する福山市から移り住んだ、地元になじみの薄い家庭も増えつつある。1972（昭和47）年から32年間にわたって、「教育を考える集い」と題した公開研究会を毎年開催している。研究会では、すべての学級で授業を公開し、積み重ねた研究成果が披露される。
〒720-2124 広島県深安郡神辺町大字川南2912-11
TEL 084-962-0037　FAX 084-962-0045
校長／高橋史恵先生　生徒数／568人、学級数／17学級

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