データから見る教育 [校内活用版] 家庭学習指導が学力の二極化を防ぐ

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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2 供給が多い大都市になるほど通塾率も高くなる

 では、家庭学習時間に影響していると思われる子どもたちの通塾状況はどうなっているのだろうか。図2は、通塾率を地域別で比較したデータである。学習塾に通っている割合は、大都市が高いことがわかる。これは、大都市の方が学習塾の需要、供給ともに多いためと考えられる。
  また、学習塾に通っている日数は、週に1〜2日が標準的である。1回あたりの学習時間を見てみると、「1時間30分くらい」+「2時間くらい」が約40%を占めている。目的としては、「中学校を受験するため」が約34%「学校の勉強がわかるようになるため」が約41%となっている。
図2

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