データから見る教育 [校内活用版] 英語教育を行うためのリソースが圧倒的に不足

VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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4 学級担任の役割に合った研修を

 自身の英語力に課題を感じる教師が多い中、研修体制はどうなっているのだろうか。
  図4を見ると、「実施していない」学校が半数以上で、実施している学校でも「年に1回程度」が最も多い。また、ALTなどが中心となって指導する学校では、6割以上が校内研修を全くしていない。「ALTが中心の場合、学級担任はどのように授業をマネジメントすればよいかといった研修があってもよいのではないか」といった声も聞かれる。
  今後は、現場のニーズに合った研修をいかに充実させていくかも大きな課題といえる。
図4

●図1〜4 第1回小学校英語に関する基本調査(教員調査)・速報版
ベネッセ教育研究開発センター
調査時期/2006年7月〜8月
調査対象/全国の公立小学校の教員(教務主任)3,503人
調査方法/郵送法による質問紙調査
※図1〜4のグラフはすべて、英語教育を「行っている」学校(全体の94%)のみを対象に集計している

 

上記速報版の内容は、こちらで公開中


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