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VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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このコーナーでは、毎号異なるテーマについて、先生方から頂いた思いやご意見を紹介します。

テーマ:教師生活での「悔しかった!」「恥ずかしかった!」「危機一髪だった!」出来事

今回は三つのテーマで自由にエピソードを書いていただきました。新任時代ならではの出来事や、日々の慌ただしさの中で起きてしまったエピソードを紹介してくださる方が多くいらっしゃいました。

〈悔しかった!〉

プールでクロールの練習を頑張っていた子どもが、記録会で23メートルの所で足を着いてしまった時、非常に悔しかったです。

[福島県/K小学校/W・Y]


ある行事の参加告知が大変遅くなったことです。事前に案内文書なども作成し、あとは配布するだけだったのですが、忘れてしまったのです。ギリギリの案内になり保護者からおしかりをいただいたことは悔しかったし、情けなくもありました。

[兵庫県/畑小学校/国友靖夫]


新任の時「板書が汚い」と言われ、「平仮名を勉強し直しなさい」と1年生の書き方ノートを渡されたことは、恥ずかしく悔しかったです。

[愛媛県/S小学校/T・K]


児童がふざけてけがをした際に、思わずしかってしまいました。しかし、そばにいた先生は「大丈夫だった?」とその子の身を案じた言葉を掛けていました。自分の心の狭さに気付き、恥ずかしいやら悔しいやら。それ以来、しかりたい気持ちを抑え、その先生のまねをする自分がいます。

[栃木県/G小学校/O・H]


〈恥ずかしかった!〉

初めての授業参観で、緊張して「小数」を「少数」と書いてしまいました。忘れたい出来事です。

[宮城県/F小学校/I・K]


子どもが書いた詩を指導した時のことです。最後に1行加えさせたところ、審査の時、他の先生から「この最後の1行が無ければ良いのに」と言われ、何も言えずに恥ずかしかったです。

[岡山県/S小学校/K・H ]


教師1年目のこと。運動会のある演目の練習で、赤白帽をかぶらずに演技する旨を何度も指導。ところが当日、自分自身が舞い上がってしまい大失敗。本番で子どもは元気に一生懸命演技し、無事終了したはずが、ある子どもが「みんな帽子をかぶったままだったよ」と一言。全員真っ赤な帽子をかぶったままでした。

[東京都/S小学校/T・N]


学校から教材店への短縮電話番号が「119」でした。ある時、ぼんやりとしていて短縮ボタンを押さずに「119」と押してしまったのです。はっと気付き慌てて受話器を置いたものの、逆探知で消防署から学校に「どうしましたか?」と電話が掛かってきてしまいました。事情を説明し事無きを得ました。

[山梨県/I小学校/H・A]


〈危機一髪だった!〉

社会科見学の時、水筒を持ってくるように指示するのを忘れ、水分補給に苦労しました。教師2年目のことです。

[鹿児島県/S小学校/K・T]


5年目ぐらいの頃、学校訪問の指定授業で国語を行いました。立てた授業案が半分も進まず、授業中も研究協議の時間も、頭の中はずっと真っ白でした。

[愛知県/O小学校/T・ K]


家庭訪問で1軒訪問せずに帰宅し、翌日、子どもからこっそり教えてもらったことがありました。後日訪問しました。

[埼玉県/T小学校/K・A]


中学校に送る書類が、年度末の慌ただしさの中で古紙回収の束に紛れてしまいました。慌てて物置に探しに行くと、ある1か所が光って見え、実際にそこに書類があったのです。危機一髪の出来事でした。

[鳥取県/I小学校/N・A]


次号のテーマは
「もし1年間、教師以外の職業に就くとしたら?」


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