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小さな子どもとメディア
親と子のメディア研究会
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2.「テレビに近づいてしまう」場合
1
いすを離して「ここで見ようね!」で
うまくいきました
2
「もう少し!そうそこだね」できたら
ほめると、がんばりました
1.テレビ・ビデオを「くり返し・長時間見てしまう」場合
3.「新しいメディアを使うか悩む」場合
1. いすを離して「ここで見ようね!」でうまくいきました。
神奈川県に住むママ(Yさん) 体験談当時 1歳 11ヵ月 女の子
『 当時のお子さんとおうちのかたの気持ち 』
朝、夕方のテレビは子どもの興味をひく番組が続くので、消すきっかけがなくて長時間見てしまうことがありました。また、目が悪くなるので近くでは見せたくないと思っているのですが、どうしても子どもは近づいて見てしまうことが多かったです。
『 こんなやり方を取り入れたら効果がありました 』
夢中になりすぎてテレビを近くで見てしまう時はいすを離して「ココに座ってみようね」と言ったりしました。地べただとテレビに近づきやすいのですが、いすだとそういった心配がありませんでした。ただテレビの内容と一緒に踊りたい、画面の中で泣いている子に「いいこいいこ」してあげたい等、テレビに近づきたい子どもなりの理由がある時は、大目にみました。
『 今の子どもはこんな様子です 』
今も、離れてみることができています。子どもも、言えばわかる年齢になったということがあるのかもしれません。
『 同じ悩みをもつおうちのかたにエールを 』
少し大きくなるとわかってくる場合もあると思います。なので焦らないでいいと思いますよ。
私の子どもも2〜3歳のころは言ってもわからなかったのですが、4歳のある時期から急に理解できるようになりました。言ってもわからないからといってあきらめるのではなく、同じことをくり返し伝えていくことは大切なんだと思います。
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2. 「もう少し!そうそこだね」できたらほめると、がんばりました
東京都に住むママ(Kさん) 体験談当時 2歳 0ヵ月 女の子
『 当時のお子さんとおうちのかたの気持ち 』
テレビに出てくる人やものに触りたいようで、テレビに顔や手をくっつけてみていました。目が悪くなるのではないか、と心配していました。
『 こんなやり方を取り入れたら効果がありました 』
いすやテーブルを用意して、「ここから見ようね」と注意したこともあるのですが、うちの子の場合、いすにじっと座っていることが難しかったです。また、私が怒った声で「離れて見なさい」といっても、子どもは泣いたり、怒ったりして先に進まないので、優しく「テレビは離れてみようね」と声かけをしました。後ろに下がるまで「もう少し、もう少し、そうそうそこで見ようね」と近づくたびに声をかけ、できたらほめてあげると、子どもは素直に聞き入れてくれました。もちろん1回言っただけでずっと離れて見ていられるわけではないので、気がついたら声をかけるようにしました。
『 今の子どもはこんな様子です 』
今もテレビに近寄ってしまうことはありますが、顔や手をくっつけることはなくなりました。最近は、テレビの近くにカラフルなプレイマットを置いて「赤まで下がろうね」など、色を指定して教えるようにすると、子どもも楽しみながらこちらの言うことを理解してくれます。
『 同じ悩みをもつおうちのかたにエールを 』
子どもによって効果的な方法が違うので、いろいろ試してみるのがいいと思います。他の人がいいと言うものをやってみて効果がなかったからダメなんだとあきらめずに、根気よくあれこれ作戦を立てて挑戦してみるといいと思います。また、ビデオをくり返し見たがる子どもに対して、我が家では「3回までね」と約束したら、子どもが「もう1回」とねだって泣いても暴れても、見せることはしませんでした。泣かれると親も面倒くさいからつい見せてしまいがちですが、子どもが泣いている時間は、後から振り返れば意外と短いもの。ちょっと親が我慢すれば、子は他に興味が変わって泣きやむように思います。根気よくがんばっていきましょう。
1.テレビ・ビデオを「くり返し・長時間見てしまう」場合
3.「新しいメディアを使うか悩む」場合
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