『 当時のお子さんとおうちのかたの気持ち 』 |
親のスマートフォンで、お絵かきなどはしていましたが、画面が小さいので、ちょっと使いにくそうでした。そこで、タブレットを使わせてみました。タブレットだと、紙のような感覚で絵を描いたり、遊んだりできるのでは、と思いました。 |
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『 こんなやり方で、取り入れてみました 』 |
「ひとりで勝手にやらないこと」「必ず使うアプリを聞いてから始める」「どんなに長くても30分以上はやらない」という約束をして使わせました。スマートフォンを使ったことがあったので、使い方で困ることはなかったようです。お絵かきだけでなく、簡単なゲームなどにも興味を持ち、次から次へと夢中になってやっていました。最初は、30分たっても、もっとやりたいと駄々をこねることもありましたが、ひとつのアプリに、それほど集中できないので、次のアプリを探し出しそうなタイミングを狙って「そろそろ終わりの時間だよ」と声をかけると、スムーズに終わることができました。 |
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『 今の子どもはこんな様子です 』 |
慣れてくると、おもちゃやお絵かき道具などと同じ、お遊びツールの一つになったようで、特に、タブレットだけに夢中になることはなくなりました。今でも、ほぼ毎日使っていますが、15分くらいの利用です。最近では、ひらがなや算数などの勉強アプリなども喜んで使っています。 |
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『 同じ悩みをもつおうちのかたにアドバイスを 』 |
新しいメディアを与えるときには、どうしても、いろいろと考えてしまいますが、そのメディアが子どもにとって、何かしらの良い効果が期待できると思ったら、与えてみてもいいと思います。子どもは新しい体験が大好きですから。ただ、ひとりで勝手に使わせるのではなく、親と一緒に、いろいろお話ししながら使うようにする必要はあると思います。そうすれば、親自身も、「こんなことができるんだ」とか「こんなことに興味を持つんだ」なんて、本やビデオとはまた違った、子どもの新しい一面を見られたりして、なかなか楽しいですよ。 |