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小さな子どもとメディア
親と子のメディア研究会
「データで考える子どもの世界」
考えるヒントがいっぱい!Q&A コーナートップへ

Q1

テレビや、タブレットなどのデジタルメディアを見るとき、眼のために気をつけることは?

Q2

1日にどれくらいの時間、見せていいですか?

Q3

デジタルメディア(タブレット・スマートフォンなど)を使うときに気をつけることは?

Q4

子どもにどんな番組やアプリを選んだらよいでしょうか?

Q5

乱暴なことばを使ったり、良くない行動をまねしたりするのが気になります。

Q6

予期しない刺激の強い場面(災害や犯罪報道など)が出てきたときはどうしたらよいでしょうか?

Q7

番組や動画、アプリに夢中で、なかなかやめません。

Q8

どのようにメディア視聴のルールをつくったらよいですか?

Q2

1日にどのくらいの時間、見せていいですか?

A2

子どもの生活における他の活動時間とのバランスを考えて、
1日に最長でも1時間〜2時間未満を目安にしましょう。
小さな子どもの成長・発達に必要な睡眠時間は、1日に11〜14時間といわれています。起きている約12時間のうち、食事や入浴、通園などに費やす時間は約5〜6時間であることを考えると、自由時間は約6時間。この自由時間の中で、外遊びや、おもちゃ遊び、おうちの方や友達との遊び、絵本を読むなどのリアルな体験があり、それらに、メディアを通した体験とがバランスよく配されていることが、子どもの1日の活動を豊かにします。幼児がメディアに接する時間は、この6時間のうち、最長でも1時間〜2時間未満を目安とするとよいでしょう。眼の疲れを考えれば、1回ごとの視聴は30分程度までにしましょう。

とりわけ2歳までの子どもは、眼の発達への影響に配慮し、視聴時間はより短めになるようにを心がけましょう。
 
視聴後は、眼を休憩させましょう。視聴する時間帯も大切です。就寝前の視聴は避けましょう。


メディアの適切な視聴時間の長さについては、例えば、アメリカ小児科学会(2016)では、健康面や、発達面等から、2歳以上の子どもには、質の高い番組に限り、1日1時間以下の使用が推奨されています。

協力:国立成育医療研究センター 仁科幸子先生




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