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子ども向けの番組や動画、アプリにもさまざまな内容のものがあります。おうちの方は、子どもの見る番組や動画、アプリの内容を、子どもが視聴する前に確認しましょう。ひどいことば遣いや、乱暴なふるまいなど、子どもにまねをされては困る映像・音声や、急に大音量になるなど、大人が不快に感じる内容のものは、子どもにもよくありません。
大人向けの番組を一緒に見ているときや、ネットにつながるデジタルメディアでは、暴力シーンや性的なシーンなど、子どもには見せたくない場面につながってしまうこともあります。そのようなときは、うやむやにチャンネルを替えたり、機器を取り上げたりするのではなく、家庭の価値観をことばで示しましょう。たとえばドラマや映画等で残酷なシーンが映ったときは、おうちの方がどのように感じ、考えているかを伝え、「こういうことをしてはいけないよね」などと説明することも必要です。事前に子どもと一緒に安心して視聴できる内容なのか確認することも必要でしょう。
3歳を過ぎると保護者の善悪の判断を守ろうとします。4〜5歳になると保護者の判断を基本に、自分で考え始めます。子ども自身が判断する力を伸ばせるように、視聴した情報について、親子で話し合う機会をふやすように心がけましょう。
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