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親子でニュースなどを見ているとき、災害や事故、事件など、急に刺激の強い場面が出てくることがあります。その音や映像を視聴し、おうちの方の不安な反応も見ることで、子どもが不安や恐れを感じることがあります。子どもの場合、何が起きたのか理解することが難しかったり、自分の不安や恐れなどの感情をことばでうまく表せなかったりするため、受けた衝撃をなかなか和らげることができません。
そこで、おうちの方は、まず、子どもを抱きしめて安心感を与え、映像の意味をやさしいことばで伝えましょう。ちゃんと理解できなくても、身近な「大好きな人」が説明してくれたことで、子どもは安心します。そして、「怖かったね」「びっくりしたね」などと、子どもの気持ちを代弁して、子どもの気持ちの揺れを整えてあげましょう。
メディアを通して、子どもが刺激の強い内容を見たり聞いたりしないように、ふだんから大人たちが意識的に、子どもと一緒に視聴する番組を選択することも必要でしょう。
特に、放送の基準が適用されないSNSの動画の中には、一般の人が事件や事故を撮影したものも見られ、注意が必要です。
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