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報告書の概要
概要
(1)児童・生徒の学習到達度、(2)「生きる力」、(3)学習に関する意識や活動実態の調査を通して、教科学力・生きる力・学びの基礎力の3つの力をバランスよく育成することの大切さを検証し、学校や家庭における児童・生徒の学力向上に向けての取り組みの具体的な指針を提供します。
調査時期
2003年1月下旬~2月中旬
調査対象
小学校第5学年児童、教師および中学校第2学年生徒、教師
調査報告書の目次・詳細
第1章 「学力向上のための基本調査」のねらいと新しい学力モデルの構想大阪教育大学助教授 田中博之 1-1 学力向上を考える上での7つの問題意識 |
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第2章 「学力向上のための基本調査」の設計と結果概要2-1 調査の基本設計 ベネッセ教育総研 田中勇作 |
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2-2 「教科学力」の現状 ベネッセコーポレーション 小中学校事業部 |
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2-3 「学びの基礎力」の自己評価の現状 ベネッセ教育総研 小林洋 |
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2-4 「生きる力」の自己評価の現状 ベネッセ教育総研 小林洋 |
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2-5 「学びの基礎力」育成に関わる家庭と学校での指導・活動の現状 ベネッセ教育総研 小林洋 |
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第3章 「教科学力」と「学びの基礎力」「生きる力」との関係3-1 「教科学力」と「学びの基礎力」との関係 ベネッセ教育総研 田中勇作 |
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3-2 「教科学力」と「生きる力」との関係 ベネッセ教育総研 田中勇作 |
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3-3 教科学力・生きる力・学びの基礎力の三者間の相互関係を考える 大阪教育大学助教授 田中博之 |
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第4章 「学びの基礎力」を育てる指導・活動とはベネッセ教育総研 田中勇作 4-1 家庭での指導・活動と「学びの基礎力」との関係 |
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第5章 学力向上の取り組み―実践編5-1 「学びの基礎力」を育てる実践 大阪教育大学教育学部附属平野小学校 |
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5-2 学力向上への総合的な取り組み 京都市立御所南小学校 西孝一郎 |
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5-3 調査項目の多面的な活用 守口市立八雲小学校 重松昭生 |
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5-4 「学びの基礎力」を育てる実践を中心に 大阪教育大学教育学部付属平野中学校 |
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5-5 わかる授業、力のつく授業の創造 山形県村山市立楯岡中学校 今野栄治 |
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コラム 学びの基礎力を育てるために 大阪教育大学教育学部付属池田中学校 田中龍三 |
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第6章 子どもと学校の実態把握に基づく学校改革のプランづくり大阪市立大学大学院助教授 木原俊行 6-1 学力向上施策の体系 |
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まとめ 学力向上のための提言10か条大阪教育大学助教授 田中博之 |
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提案 総合学力調査の活用ベネッセコーポレーション 小中学校事業部 |
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監修者プロフィール
田中 博之 (たなか ひろゆき) |
北九州市生まれ。大阪大学助手を経て、大阪教育大学助教授。教育工学および教育方法学が専門。総合学習のカリキュラムの開発、21世紀型学力の調査研究、情報教育のカリキュラム・単元の開発などで、全国の小中学校の研究協力校と実践的研究に取り組んでいる。著書に、『総合的な学習で育てる実践スキル30』明治図書(2000年単著)、『ヒューマンネットワークをひらく情報教育』高陵社書店(2000年編著)、『講座・総合的学習のカリキュラムデザイン(全6巻)』明治図書(2002年編著)、など多数。 |
木原 俊行 (きはら としゆき) |
広島県三原市生まれ。大阪大学助手、岡山大学助教授を経て、大阪市立大学大学院文学研究科教育学専修の助教授。授業改善・カリキュラム開発を通じた教師成長に関する研究、および情報技術の利用による授業改善の研究を専門としている。著書に、『新しい情報教育を創造する』(ミネルヴァ書房、1993年共著)、『生きる力を育てる総合的な学習の構想』(明治図書、1997年執筆分担)、『新しい学びをひらく総合的な学習』(ミネルヴァ書房、2002年編著)など多数。 |
※プロフィールは『豊かな学力の確かな育成に向けて―「学力向上のための基礎調査2003」より』2003年10月発刊時のものを記載しています。
調査結果の速報(速報版)/記者発表会での専門家コメント等の資料
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速報版「学力向上のための基本調査2003」 |