報告書の概要
調査テーマ
チャイルド・アビュース−親による適切でない扱いの影響−
調査項目
3領域のそれぞれで/小学生かそれ以前に親によって行われた「適切でない扱い」(身体的暴力17 項目/ネグレクト16 項目/精神的暴力18 項目/計51 項目)/自己評価/将来展望/自分の過去と現在の家庭/親の姿/年をとった親の世話をしたいかなど。
調査時期
2001年10月〜11月
調査対象
首都圏と近郊の中学校7校の1・3年生(男子350名 女子474名)
※モノグラフ・小学生ナウは『CHILD RESEARCH NET(チャイルド・リサーチ・ネット)』で公開されています。
調査報告書の目次・詳細
TOPIC
序章. レポートの前に(深谷 和子)
●語の使用をめぐって
●調査デザインの問題
●調査実施の難しさ
●アビュース項目の因子分析
●ケースを見る
1. 子どもの現在と過去、将来の展望(深谷 和子)
●子どもの自己像
●子ども時代の不幸せ感
●将来展望
●子どもの回顧する親の姿
●親の老後を世話したいか
2. 子どもに向けられたアビュースの現状
●身体的暴力の現状(熊澤 幸子)
●ネグレクトの現状(持田 恭子・石川 芳子)
●精神的暴力の現状(斎藤 浩子)
●まとめ
3. アビュースが子どもに与える影響(吉野 真弓・持田 恭子)
●アビュースの度合い
●アビュース傾向と子どもの自己像
●アビュース傾向と子ども時代の家族感情
●アビュース傾向と現在の親や家庭への感情
●アビュース傾向と親から受けたやさしい世話
●アビュース傾向と老後の親を世話したいか
●アビュース傾向と自分の将来展望