報告書の概要
調査テーマ
高校生にとっての「時間」
調査内容
高校生世代と親世代の時間感覚/学校・友人関係・家庭での時間感覚/がまんして聞いていられる時間/主観的な時間の費やし方/時間の費やし方を通してみた耐性の様子(対物の待ち時間)/時間の費やし方を通してみた耐性の様子(対人の待ち時間)/属性に占める4つのタイプ(「直感型」「現実型」「柔軟型」「とらわれ型」)の割合 など
調査時期
1999年7月
調査対象
愛知・群馬・栃木の公立高校5校の1〜3年生
2,020名(1年984名・2年657名・3年379名、男子710名、女子1,307名・性別不明3名)
※モノグラフ・高校生は『CHILD RESEARCH NET(チャイルド・リサーチ・ネット)』で公開されています。
調査報告書の目次・詳細
要 約
はじめに 時間との接し方考 (深谷 昌志)
第1章 調査の意図と調査対象校および調査対象者の属性・特性 (西島 央)
1.調査の意図
2.調査対象校と調査対象者の属性・特性
第2章 高校生の日常生活 (木下 勉)
諦めていない人たち・諦めた人たち
1.学校のある日
2.平日の放課後していること
3.休日にしていること
4.時間に関する意識
第3章 学校生活と時間 (蒲生 眞紗雄)
1.学校・友人関係・家庭での時間感覚
2.学校での時間意識
3.がまん度の差と学校生活
第4章 マジでキレる何秒前?
─時間感覚からみる高校生の耐性─ (西島 央)
1.本章の課題と分析枠組み
2.主観的な時間の費やし方
3.時間の費やし方を通してみた耐性の様子
4.「計画性」の背景 −まとめに代えて−
第5章 高校生の時間感覚タイプとその日常 (浜島 幸司)
はじめに
1.時間感覚タイプ;I軸(将来志向―現在志向)の析出
2.時間感覚タイプ;II軸(絶対志向―相対志向)の析出
3.4つのタイプの命名
4.各タイプの属性
5.タイプ別の自画像
6.タイプ別の生活時間
7.各タイプの日常
おわりに