調査の背景・目的
2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で流行しています。国内では、緊急事態宣言が発令され、ほとんどの公立学校が新学期を挟む約2か月間に渡り、臨時休校を実施しました。
ベネッセ教育総合研究所では、この8月末から9月末にかけて、全国の公立小中学校の教員を対象に、コロナ禍での学校・教員の指導の実態と教員の意識を把握することを目的として、調査を行いました。
平時よりさらにご多忙の中、たくさんの先生方からご回答いただき、心から感謝申し上げます。そして、このページに、調査結果をまとめたダイジェスト版を掲載し、学校・教員の教育実践に役に立てていけたらと考えています。
調査の概要
●調査テーマ
コロナ禍での小学校・中学校における学習指導の実態と教員の意識
●調査方法
郵送にてご依頼した調査に対し、WEBにて回答する質問紙調査
●調査時期
2020年8月末~9月末
●調査対象
全国の公立の小学校・中学校の教員
【小学校】ご協力いただいた学校 450校、教員 1,218名
【中学校】ご協力いただいた学校 733校、教員 2,151名
*小学校は、学級担任をしている教員、中学校は、国語・社会・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を
調査依頼対象としている。
●調査項目
休校期間中の指導状況/学校再開後1学期の授業と今後の意向/1学期の宿題の実態/1学期のICT機器の指導での活用実態と今後の意向/教員が感じる児童・生徒の様子、学習指導などに関する意識/学校教育への意識の変化など
●調査監修・協力・企画・分析メンバー
【調査監修】
耳塚 寛明 青山学院大学・コミュニティ人間科学部・学部特任教授
【協力】
木村 治生 ベネッセ教育総合研究所主席研究員
【企画・分析】
高岡 純子 同研究所主席研究員
持田 聖子 同研究所主任研究員
岡部 悟志 同研究所主任研究員
邵 勤風 同研究所主任研究員
ダイジェスト版の詳細
※2021年3月上旬公開予定
集計表
※2021年3月上旬公開予定