初等中等教育研究室

調査・研究データ

高等学校の学習指導に関する調査2021

関連タグ: 小学生 中学生 高校生 学習指導 新課程 AL型授業 コロナ禍での学校 学力差 宿題時間 学校でのICT機器の活用

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調査の背景・目的

 2020年度は新型コロナウイルス感染症による臨時休校が学校教育に大きな影響を与えました。学習指導や学校行事、部活動などが思うようにできないなかで、各学校は生徒の学びを止めない努力を続けています。小中学校ではGIGAスクール構想が前倒しで実施されましたが、高等学校でも教育のデジタル化は進んでいます。また、大学入学共通テストが始まるとともに、学校推薦型選抜・総合型選抜など、入試の多様化が進んでいます。22年度からは新入生から新しい学習指導要領が実施され、探究活動もますます拡大することが予想されます。

 このような環境の中で、ベネッセ教育総合研究所では、この8月末から9月中旬にかけて、全国の国公私立の高等学校教員を対象にした調査を行いました。学校の取り組みや教員の意識・指導が、どのような状況かを把握することを目的にしています。

 この調査の実施にあたっては、平時よりさらに忙しいなかで、たくさんの先生方からご回答いただきました。心から感謝を申し上げます。そして、このページに、調査結果をまとめたダイジェスト版を掲載します。先生方の教育実践にお役立ていただけたら幸いです。

調査の概要

●調査テーマ

高等学校における学習指導の実態と教員の意識

●調査方法

郵送にてご依頼した調査。WEBで回答する質問紙調査

●調査時期

2021年8月末~9月中旬

●調査対象

全国の国公私立の高等学校(全日制)の教員
回収数:ご協力いただいた学校895校、3,214名
*国語・地歴・公民・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を対象とした。

●調査項目

授業で心がけている内容/教科の授業方法/探究活動で取り組む課題/探究活動の内容/探究活動の課題/ICT機器(端末)の利用環境/授業でICT機器を使う頻度/ICT機器を使う宿題/ICT機器を使う効果/ICT機器利用の課題/家庭学習指導/指導観(授業や生徒指導で重視すること)/進路指導で感じること/総合型・学校推薦型選抜の対応/指導に関する悩み/仕事に関する悩み など

●調査監修・協力・企画・分析メンバー

【調査監修】
 耳塚 寛明 青山学院大学 コミュニティ人間科学部・学部特任教授

【調査協力】
 吉本 真代 大阪大学 高等教育・入試研究開発センター 特任講師

【企画・分析】
 木村 治生  ベネッセ教育総合研究所主席研究員
 朝永 昌孝  同研究所研究員
 岡部 悟志  同研究所主任研究員
 邵 勤風   同研究所主任研究員

ダイジェスト版の詳細

目次

本調査の意義・調査概要・・・p2
基本属性 ・・・p3
調査結果の要約・・・p4

1 高等学校における ICT 機器の活用
 1-1 ICT機器の整備状況・・・p5
 1-2 ICT機器の利用環境の充実度・・・p6
 1-3 教員が授業で使う頻度・・・p7
 1-4 生徒が授業で使う頻度・・・p8
 1-5 ICT機器を使う宿題を出す頻度・・・p9
 1-6 利用環境による利用頻度の違い ・・・p10
 1-7 教員によるICT機器利用の内容・・・p11
 1-8 生徒によるICT機器利用の内容・・・p12
 1-9 教員にとってのデジタル化の影響・・・p13
 1-10 生徒にとってのデジタル化の影響・・・p14

2 探究活動の実態と課題
 2-1 探究活動のテーマ・・・p15
 2-2 探究活動の内容・・・p16
 2-3 探究活動における学校・教員の課題・・・p17
 2-4 探究活動における生徒の課題・・・p18

3 進路指導の実態と課題
 3-1 指導観の変化・・・p19
 3-2 進路指導で感じること・・・p20
 3-3 進路指導で感じること(学校タイプによる違い)・・・p21
 3-4 総合型 ・学校推薦型選抜への対応・・・p22
 3-5 教員の悩み・気がかり・・・p23

集計表

高等学校版 基礎集計表

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