ビッグデータを活用した教育研究の取り組み

学校との共同研究

■ 2017年度 その1

 

●東海テレビ「スイッチ!」の取材を受けました(2017.6.6)

今年で2年目となる岐阜市立藍川中学校の取り組みについて、東海テレビ「スイッチ!」の取材を受けました。

※2017年6月20日(火)に、東海テレビ「スイッチ!」(朝9時50分~)の「これアリっ!」 というコーナーで紹介されました。

当日の取材の様子

▲当日の取材の様子

 当日の取材では、「朝の10分間学習での活用」と「授業(社会と数学)での活用」に真剣に取り組む生徒の様子を、カメラが追いました。途中、アナウンサーからインタビューを受けた生徒もいましたが、緊張しながらも、自分なりのタブレット学習の仕方などを交えながら、しっかりと受け答え。その様子を見て、タブレット配付からまだ1週間ほどしか経っていませんが、生徒たちの日々の学習の中に溶け込み始めている印象を受けました。

 また、松岡教頭先生は、昨年度からの取り組みの成果についてインタビューを受け、「学習記録からクラス単位や個人単位で苦手なところがわかり、教員の意識や指導の仕方が変わった」とおっしゃっていました。2年目となる今年は、実証研究としてきちんと検証を行い、研究の成果はもちろん、実践的な課題解決のノウハウ等も含めて、広く発信していきたいと考えています。(岡部 悟志)


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●2年目の実証研究がスタート!
 ~約310名の中2生へタブレット教材を配付しました(2017.5.30-31)

 昨年度の取り組み(2016年度 その1その2)に続き、2年目となる今年度は、岐阜市立藍川中学校と岐阜市立岐阜西中学校の中学2年生にご協力いただくことになりました。実証研究スタートとなる生徒一人ひとりへのタブレット配付にあたり、昨年度とは以下の3点が異なります。


  • 1)対象となる生徒数が増えました。(昨年度:約250名 → 今年度:約310名)
  • 2)タブレットを配付する時期を早くしました。(昨年度:7月中旬 → 今年度:5月末)
  • 3)タブレットを汎用機(iPad)から学習専用機に変えました。
        (ネット接続等の安全性が高まり、生徒が使える学習コンテンツも豊富に)

 こうした背景には、学校の先生方や保護者の方に取り組みの意義や安全性についてご理解いただき、その上で、生徒たちが自ら進んで思う存分学ぶことができる学習環境を提供したい、という思いがあります。

 当日の授業(1クラス1コマずつ、2校合わせて9クラス分を実施)では、まず取り組みの概要について岐阜西中学校では松巾校長先生から、藍川中学校では松岡教頭先生から、お話しいただきました。その後、ベネッセ教育総合研究所の岡部から、タブレット教材の使い方や役立つ活用法などについて説明しました。

当日の授業の様子

▲当日の授業の様子

さっそくタブレットに取り組む生徒たち

▲さっそくタブレットに取り組む生徒たち

 

 配付当日から、授業中はもちろん、昼休みまで使ってタブレットに取り組む生徒をたくさん見かけました。約310名の生徒の学びが、いつ何をきっかけに変わっていくか? 生徒たちが残す学習記録を手掛かりに、先生方や保護者の方と一緒に考えていきたいです。(岡部 悟志)



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