本プロジェクトについて

ごあいさつ

東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は、2014年に、「子どもの生活と学び」の実態を明らかにする研究プロジェクトを共同で立ち上げました。

このプロジェクトは、お子さまの生活や学習の状況、保護者の皆さまの子育ての様子を複数年にわたって調査し、それらがお子さまの成長によってどう変化するのかを明らかにします。これにより、よりよい子育てのあり方やご家庭での働きかけについて検討することを目的にしています。

このプロジェクトの成果は、教育関係者(学校の先生や行政関係者)や報道関係者などへの公表を通じて、保護者の皆さまにご報告するとともに、保護者の皆さまの子育てや、教育に携わる方々の実践に役立てていただく予定です。また、子育てや教育について考察するための客観的なデータとして、学術的にも広く活用してまいります。
子どもたちのよりよい未来につながる研究を行ってまいりますので、本研究プロジェクトにご注目いただきますようお願い申し上げます。

「子どもの生活と学び」
研究プロジェクト代表
東京大学社会科学研究所 教授
 佐藤  香
ベネッセ教育総合研究所 所長
 野澤 雄樹​

どんなプロジェクトなの?

「子どもの生活と学び」研究プロジェクトは、子どもの生活や学習、保護者の子育ての「いま」を知り、
変化を明らかにすることを通して、よりよい子育てのあり方やご家庭での子どもに対する
働きかけを検討することを目的としています。

少子高齢化や情報化、グローバル化など、近年、社会のあり方が大きく変化しています。また、学校教育の状況も時代とともに変化が見られます。それらの変化は、子どもの生活や学びのあり方、保護者による子育てや家庭教育に影響を与えていると予想されます。

このプロジェクトでは、複数年にわたる中期的な調査により、以下の点を明らかにします。

  • ①子どもたちの生活や学び、保護者の子育ての実態などの「現在の様子」
  • ②上記について複数年にわたって調査を行うことでわかる「時代の変化」と「個人の成長」

調査のイメージ

調査のイメージ

どんなことを調査するの?

お子さまには、日ごろの生活や学習の様子について、
保護者の方には、子育てや教育に対する考え方などについておたずねします。

調査対象: 全国の小学1年生から高校3年生までの子ども・保護者
調査内容:
  • ①子ども調査=日ごろの生活や学習の様子について
  • ※小学1年生から小学3年生までのお子さまについては、保護者の方にうかがいます。
  • ②保護者調査=保護者の子育ての様子や教育に対する考え方について
調査方法: WEBによるアンケート調査(予定)
調査回数: 年間1~3回程度
※複数年の継続的なご協力をお願いいたします。
協力謝礼: 調査1回につき500 円(図書カード、Amazonギフト券など)
※ご協力いただいたすべてのご家庭に、謝礼をその都度お送りいたします。

データはどんなことに活用されるの?

調査の結果は、今後の子育てや教育のあり方を検討するための大切な資料として活用されるだけでなく、保護者の皆さまの子育てや、教育に携わる方々の実践に役立てていただけるよう幅広く公表していきます。

  • ●調査にご協力いただいた方には、定期的に調査結果をご報告し、子育て環境や子育てについて考える資料をご提供します。
  • ●調査結果は、東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が共同で分析を行い、今後の子育てや教育のあり方を検討するための資料として活用いたします。また、東京大学社会科学研究所ならびにベネッセ教育総合研究所のウェブサイトでも公表し、保護者の皆さまや教育関係者の方々に幅広くご活用いただきます。
  • ​●個人情報を除き、データは一般公開しています。研究者に無償でローデータを提供し、子育て、教育をよりよくしていくために、研究活動をサポートしています。
ローデータの利用について

プロジェクトメンバー

データの取り扱い

プライバシーの保護に万全の配慮をし、皆さまからいただいた情報を安全に取り扱う体制を整えています。

  • ●アンケートへのご記入はすべて無記名で行います。
  • ●アンケートにご記入いただいた内容は、個人が特定できない統計データとして処理いたします。
  • ●モニター登録の際にいただく個人情報は、調査実施や謝礼発送に関わるご連絡の目的で利用します。
    いただいた個人情報は、情報セキュリティ監視体制のもとで厳重に管理いたします。