教育フォーカス

【特集29】共同研究「乳幼児の生活と育ち」研究プロジェクト 乳幼児期の子どもの育ちを支える子育てとは? ~5年目の夫婦縦断研究より~

 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)とベネッセ教育総合研究所は、よりよい子育てのあり方やその支援方法を検討するため、共同で「乳幼児の生活と育ち」研究プロジェクトを推進しています。子どもの生活・発達や保護者の子育てを複数年にわたって調査し、それらがどのように変化するのかということや子どもが育つ環境と発達の関連性について明らかにしようとしています。
 同プロジェクトの第1回~第5回の調査結果に基づき、2022年3月5日(土)に日本発達心理学会第33回大会にて企画シンポジウムを実施いたしました。子育てにおける乳幼児におけるデジタルメディアの使用と発達の関係、子育てと子どもの社会情動的発達との関連等の報告内容について、改めて報告者よりご紹介いたします。​

※特集22では2019年に行われたシンポジウム「新しい時代の"チーム育児"を考える」についてご紹介しています。
※特集28では2021年に行われたシンポジウム「乳幼児期の社会情動的発達を支える子育てとは? 」についてご紹介しています。

【研究概要】

「乳幼児の生活と育ちに関する調査」調査概要

【話題提供】

1:「乳幼児期の親の働きかけが幼児期の発達に及ぼす縦断的影響 ―気質と父母の養育行動の交互作用の検討―」

李 知苑(元ベネッセ教育総合研究所研究員)

2:「⺟親・⽗親の養育⾏動の相互影響性に関する縦断的検討」

唐 音啓(東京大学大学院教育学研究科博士課程、Cedep研究員)

3:「幼児期におけるデジタルメディアの使用と社会情緒的発達の縦断的関連」

大久保圭介(東京大学大学院教育学研究科付属発達保育実践政策学センター特任助教)


 ページのTOPに戻る

 乳幼児・子育て研究へ