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研究プロジェクトの目的
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(CEDEP)とベネッセ教育総合研究所は、乳幼児の生活や発達について縦断的に研究するプロジェクトを共同で進めています。このプロジェクトは、子どもの生活や保護者の子育ての様子を複数年にわたって調査し、それらが子どもの成長・発達とともにどのように変化するのかを明らかにします。これにより、よりよい子育てのあり方や家庭でのかかわり方について検討することを目的としています(2017年~)。
▼0-1歳児期の調査結果
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▼0-2歳児期の調査結果
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▼0-3歳児期の調査結果
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▼0-4歳児期の調査結果
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研究プロジェクトの特徴
1. 子どもの生活や発達、保護者の子育ての「今」をとらえることができる
このプロジェクトでは、2016年度に生まれた子どもをもつ保護者(調査モニター)に対して、毎年1回継続して調査を実施します。これにより、子どもの生活や発達、保護者の子育ての実態などの「今」の様子を明らかにできます。
2. 子どもの成長・発達の「プロセス」をとらえることができる
このプロジェクトでは、子どもが毎年どのように成長・発達していくのか、また保護者のかかわりや意識はどのように変化したり、子どもの成長・発達に影響を与えたりするのかといった、親子の成長・発達の「プロセス」や「因果関係」を明らかにできます。
3. 母親・父親の意識や養育行動について幅広くとらえることができる
調査実施にあたり、調査票を世帯単位で配布して、養育者2名に回答を依頼しています。そのため、養育行動や子ども・子育てに対する意識について、養育者2名(主に母親・父親)の共通点や相違点、またその変化を幅広くとらえることができるとともに、夫婦関係が子どもの成長・発達に与える影響なども明らかにできます。
調査の背景
●方法:郵送法(自記式質問紙調査)
●時期:2017年~
●対象:2016年4月2日~ 2017年4月1日生まれの子どもをもつ調査モニターの家庭
2017年の調査では3,005世帯の方が回答。(調査モニター)
●地域:全国
●主な調査項目:子どもの気質、アタッチメント、発達、生活時間、習い事、養育者の養育行動、
配偶者との関係性、生活時間、家事・子育ての分担比率、子育てで頼りになる人、
幸福感、抑うつ、家事・子育て等の負担感など