子どものICT利用実態調査
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◆第2章 パソコンの利用/第1節 家庭でのパソコンの利用の実態◆

   【2】 パソコンの利用内容
「インターネットで調べものをする」のはどの学校段階においてもパソコン利用者の8割以上。また、中・高校生の動画共有サイトの利用も7割前後と多い。

 ◆どの学校段階でも8割以上はインターネットで調べものをする

 「自分専用のパソコンがある」「家族と一緒に使うパソコンがある」と回答した子どもたちに、パソコンの利用内容をたずねた。図2−1−4は、各項目に「する」と回答した割合を示している。「インターネットで調べものをする」は学校段階を問わず8割以上が「する」と回答し、高校生では利用者の94.2%にのぼった。中・高校生のみにたずねた「動画 共有サイトを見る」も、中学生で69.3%、高校生で75.5%と多い。「音楽をダウンロードする」は学校段階があがるにつれ増加している。中・高校生のみにたずねた「ネットショッピングをする」も学校段階があがると利用率が増加するが、表2−1−1に示したように、とくに中2生と中3生の間で増加する。一方、「学習ソフトを使って勉強する」は学校段階があがるにつれ減少の傾向にある。「ネットゲーム(オンラインゲーム)をする」も同様である。「電子メールを使う」は小学生から中学生で増加したあと、高校生で再び減少しているが、学年別にみると、中3生をピークに減少していることがわかる。高校生では携帯電話の所有率が9割を超えており(第1章第1節参照)、パソコンと携帯電話の利用について、使い分けがあるように思われる。

  次に、利用内容を性別にみてみると、表2−1−2に示したとおり、小学生では「インターネットで調べものをする」以外は女子のほうが利用率が5ポイント以上高い。また「電子メールを使う」は各学校段階で女子のほうが高くなっている。

 本調査でたずねたパソコンの利用内容をみると、「電子メール」以外にはコンテンツの存在がある。「学習ソフトを使う」という回答が学校段階があがると減少する背景には、学校段階に応じたコンテンツの充実度の違いも一因としてあると考えられる。また、質問紙調査では小学生にたずねていない「動画共有サイト」や「ネットゲーム」について、インタビュー調査では利用実態があり、利用層の低年齢化をみるうえで、今後の調査での検討が必要になりそうだ。

図2−1−4 パソコンの利用内容(学校段階別)

表2−1−1 パソコンの利用内容(学年別)

表2−1−2 パソコンの利用内容(学校段階別/性別)
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