第2回子ども生活実態基本調査報告書
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第2節 学習に関する意識と実態

1. 得意なこと・苦手なこと

 学習に関しては、小学生で得意なことが多い。5年前に比べ、回答割合が増えたのは小学生では「勉強の計画を立てること」「自分で立てた勉強の計画を守ること」、中・高校生では「パソコンを使うこと」である。また、性格が「ねばり強いタイプ」の子どものほうが得意なことが多い。

物を作ることが得意な小学生、論理的思考が得意な高校生

 子どもに、学習に関する得意なこと・苦手なことをたずねてみた。まず学校段階別の結果をみてみよう(図3-2-1)。 
■図3-2-1 得意なこと・苦手なこと(学校段階別)
図3-2-1 得意なこと・苦手なこと(学校段階別)
 ほとんどの項目において、小学生のほうが「得意」(「とても得意」+「やや得意」、以下同)と回答した割合は高い。とくに「物を作ったり絵を描いたりすること」「問題の解き方を何通りも考えること」「自分で立てた勉強の計画を守ること」では、小学生と高校生との間に20ポイント以上の差がある。これらの項目に関して、客観的にみて、小学生が中・高校生より得意であるかどうかは別として、少なくとも小学生の自己効力感が高いことがわかる。高校生の回答比率が高いのは「論理的に(すじ道を立てて)ものを考えること」(小・中学生31.4%、高校生41.1%)、「わからないことや知らないことを調べること」(小学生54.0%、中学生47.7%、高校生55.8%)である。
 また、「自分の考えを文章にまとめること」「自分の考えをみんなの前で発表すること」は小・中・高校生を通して、「得意」とする割合が低く、2〜3割にとどまる。どの学校段階の子どもも考えをまとめる力、文章力、表現力があまり得意でないと感じているようである。
        
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