学校→社会の移行の支援
最近、「NEET(ニート)」という言葉を聞くようになった。Not in Education,Employment or Trainingの略で、働こうとしていない、学校に通っていない、仕事に就くための訓練も受けていない、という若者をそう呼ぶらしい。若年者の就業問題といえば、フリーターや失業者に注目が集まるが、フリーターはアルバイトやパートであっても働いているからまだましであり、失業者は仕事を探そうと行動している。ニートは、仕事をしていないだけでなく、仕事に就こうという意欲すら失ってしまった無業者である。労働に全く関わっていないため「非労働力」として扱われ、労働統計でもカウントされない。
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