ベネッセ教育総合研究所
特集 問われる教育「特色ある大学教育支援プログラム」からの視点
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審査の流れと審査基準

4月下旬、文科省からの委託を受けて「特色ある大学教育支援プログラム」の実施委員会が組織された。8月から約1カ月にわたり、審査部会、各審査員の討議による厳正な審査が行われた。

 「特色ある大学教育支援プログラム」実施委員会は、国際基督教大学の絹川正吉学長を委員長に、合計26人の委員からなる。これらの委員の推薦などにより五つのテーマごとに設置された審査部会の審査員および書面審査協力者(ペーパーレフェリー)を決定(図表1)。

(図表1)
(図表1)審査体制
同時に、募集テーマ、申請単位、採択件数、審査方針、審査方法などについて検討を行った。
 これを受けて6月下旬に、大学・短大に公募要領を発表、7月30日〜8月1日の3日間で申請を受け付けた。
 審査は、8月上旬から9月上旬にわたり、第1〜第5審査部会(大学と短大を分けて設置)の委員合計139人、ペーパーレフェリー(約140人)の意見を参考に行われた。審査の流れは(図表2)の通り。
(図表2)
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(図表2)審査手順
審査については、実施委員会が、各審査部会共通の審査方針、審査方法、選定にあたっての留意点等を定めている(図表3・4)。
(図表3)
(図表3)審査方針と審査方法
(図表4)
(図表4)選定にあたっての留意点
この留意点をもとに、各審査部会がテーマに沿った選定方針を協議した上で、ヒアリングを実施する取り組み、続いて採択候補とする取り組みの選定を行った。各審査部会(大学・短大別)の選定方針・選定方法などは
次ページ図表5・6)の通り。
 採択する取り組みの決定は、各審査部会の主査・副主査等で構成される総合評価部会によって行われた。


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