新聞やテレビでGPを知る
編集部では10月中旬、(株)進研アド発行の高校生向け受験情報誌「進研プレス」の読者モニターを対象に、特色GPと21世紀COEの認知度や関心についてアンケート調査を実施した。2年生、3年生それぞれ500人計1000人に調査票を送付。地域によって、モニター登録者の数にばらつきがあるが、ほぼ全国に分布。うち、2年生102人、3年生201人の計303人から回答があった。
アンケートではまず、特色GPについて聞いた。「文部科学省では、優れた教育を行っている大学を選ぶ『特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)』を実施しています。あなたは、そのことを知っていましたか」との質問に、「どの大学が選ばれたかも知っている(一つの大学だけでも可)」が2年生、3年生を合わせた全体の16.3%、「プログラムの名前は聞いたことがあるが、どういうものか知らなかった」「大学を選んでいることは知っていたが、プログラムの名前は知らなかった」を加えても、33.6%と3人に1人しか特色GPの存在を知らない。学年別に見ると、3年生では40%近くが何らかの形で知っているのに対して、2年生では約20%(図表1)。3年生では、5人に1人が選ばれた大学も知っていた。
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