教育情報 大学向け

大学版 編集方針

『VIEW21』大学版 編集方針

 『VIEW21』大学版は、2011年に教学改革に役立てていただく情報媒体として発刊いたしました。「主体的な学び」をテーマに不定期に発刊をしておりましたが、教学改革の機運が高まる中、読者の皆様からのご要望もあり、2013年半ばから定期刊行(季刊)としております。2014年度は「学習者中心の教学改革を推進する」を新たなテーマとして編集することといたしました。
 教学改革そのものは、まさに「待ったなし」の状況の中で、多くの高等教育機関で推進されております。しかしこの急速な改革の中で、忘れてはならない大事な「主役」である学習者(≒学生)が置き去りにされることを懸念する声も聞こえてまいります。学習者の可視化された「実態」や、試験などのスコアだけでは聞くことのできない「生の声」も、改革の議論の中に反映されるべきだと、私どもは考えます。その議論の材料として、当研究所の様々な調査・研究データをご提示するとともに、先進的に学習者中心の教学改革を進める高等教育機関のお取組みのご紹介に努めてまいりたいと存じます。さらには、ステークホルダーである企業や高等学校の教職員の方々への小誌の配本数も拡大しておりますので、広くこの議論に「当事者」としてご参加いただけるような特集も組んでまいります。
 小誌の内容が、高等教育機関で日々教学改革を推進される教職員の皆様の一助となることに加え、そこで学ぶ学生諸君の成長にも寄与できれば幸いです。

『VIEW21』大学版 編集長 村山 和生

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