GPが映し出す女子大・短大の特色づくり

千葉秀悦
フェリス女学院大学

大学事務部長

千葉秀悦

Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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GPが映し出す女子大・短大の特色づくり

特色GPや現代GPに対する大学内外の関心が高まる中、小規模な女子大や短大が複数のプログラムで採択されるケースもある。教育の特色づくりに力を入れ、GPによってさらなる発展につなげようとしている2校の取り組みを紹介する。

学生が主体の取り組みで、05年度、3件がGPに輝く

フェリス女学院大学

学びを動機付ける仕掛け

 フェリス女学院大学は2005年度、特色GPで1件、現代GPで2件、計3件のプロジェクトが採択された。文部科学省によると、05年度に特色・現代両GPで3件採択されたのは本学のみだという。いずれも、学生が主体となった取り組みで、「何よりも学生の主体性を尊重し、あらゆる場面において学びの動機付けにつながる仕掛けを設定する」という本学の教育理念を具現化したプロジェクトである。


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