第4回学習基本調査・中学生版
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3. 学校外の学習機会


   (1)学習塾・予備校の利用

今回の調査をみるかぎり、学習塾や予備校への通塾率は大きな変化がみられない。通っている学習塾のタイプは、「補習塾」が減少している一方で、「進学塾」やその他の塾が増加している。


 Q.あなたは今、放課後や休日に、学習塾や予備校へ行っていますか。
   (そろばん、習字などの塾は除きます。自習教室は含めます)

   【行っている人にうかがいます】
   ●週に何日行っていますか。
   ●あなたの行っているのは、どんな学習塾(予備校)ですか。


表2-1-10 学習塾・予備校の利用(時系列・地域別)

 完全学校週5日制の導入、学習指導要領の内容の削減などの影響で、学校の教育内容に不安を覚える親が増え、子どもを塾に通わせる比率が増えたといわれている。実際にはどうだろうか。学習塾や予備校に通っているかどうかをたずねたところ、「行っている」の回答は第1回45.8%→第2回47.5%→第3回43.5%→第4回42.7%と推移している(表2-1-10)。今回の調査では、「無回答・不明」の割合が約1割あることも考えると、第2回から第4回までの10年間、若干の減少傾向がみられるが、変化をしているとはいいがたい。


 通塾率は地域によって大きな差がある。地域別にみると、大都市49.3%、地方都市59.5%、郡部20.4%と、地方都市や大都市の通塾率が高く、郡部では低い。図表には示していないが、前回からこの傾向は続いている。「(2)学校外での学習時間」でみた結果と合わせて考えると、郡部では中学生の学習を主に学校や家庭が担っているのに対して、大都市や地方都市では、学習を学校外の機関に頼りがちな傾向にあるといえるのではないだろうか。


図2-1-20 通塾日数(時系列)

 通塾日数についても(図2-1-20)、「1日」「2日」の比率が第3回に比べて若干の減少となってはいるが、ほとんど変化がない。ただ、第1回と比べると通塾日数は減少の傾向にあるようだ。

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