第4回学習基本調査・中学生版
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   (2)希望する高校のタイプ

高校進学希望者が進学したいと考える高校のタイプは、「みんなで楽しめる学校行事が豊富な高校」(61.7%)がもっとも多く、「自分の好きな教科・科目を自由に選択できる高校」(54.5%)、「職業資格を取るのに有利な高校」(53.1%)が続いている。また、第3回で33.4%だった「進学状況のよい高校」は、今回、42.7%となっている。


Q.どのような高校に進学したいですか。

表2-2-9 希望する高校のタイプ(時系列・性別・成績の自己評価別・父親の学歴別)

 それでは、中学生はどのような高校を希望しているのだろうか(表2-2-9)。9つのタイプを設定して複数回答を求めたところ、「みんなで楽しめる学校行事が豊富な高校」(61.7%)がもっとも多く、「自分の好きな教科・科目を自由に選択できる高校」(54.5%)、「職業資格を取るのに有利な高校」(53.1%)が続いている。第3回で33.4%だった「進学状況のよい高校」は、今回、42.7%となっており、全体的には高校生活そのものを楽しめることを優先する傾向は変わらないものの、将来の進路選択の確実性までを視野に入れて高校のタイプを考慮する方向への変化が表れ始めているといえる。


 性別で差が大きい項目をみてみると、女子で5ポイント以上多くなっているのは「職業資格を取るのに有利な高校」(男子49.8%<女子56.6%、以下同)、「校則がきびしくない高校」(45.2%<50.3%)、「みんなで楽しめる学校行事が豊富な高校」(54.1%<69.4%)の3項目である。逆に、男子で5ポイント以上多くなっているのは、「部活動のさかんな高校」(51.9%>43.3%)である。


 希望する高校のタイプは、成績の自己評価や父親の学歴と密接な関連がある。たとえば、「進学状況のよい高校」を希望するのは、成績の自己評価別では上位54.2%>下位32.5%、父親の学歴別では大卒49.6%>非大卒38.5%、また、「それほど努力しなくても入学できる高校」を希望するのは、上位10.8%<下位32.0%、大卒16.4%<非大卒24.4%である。

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