第4回学習基本調査・高校生版
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 第2章 高校生の学習に関する意識・実態



 * * *  第1節 高校生の学習行動  * * * 

1. 学校での学習の様子


   (1)好きな教科

高校生が好きな教科のベスト・スリーは、「体育」69.9%、「音楽」46.9%、「国語」45.1%である。逆にワースト・スリーは「公民」25.8%、「総合的な学習の時間」27.1%、「美術」36.8%である。時系列的にみると、「国語」「理科」「体育」の3教科で「好き」とする回答が第1回以降、増加している。


Q.あなたは、次の教科や学習の時間の勉強がどのくらい好きですか。

図2-1-1 好きな教科(全体)

 高校生は教科の勉強をどのように考えているのだろうか。高校生の教科観を(1)好きな教科、(2)授業の理解度という2つの側面から報告する。

 まず高校生の好きな教科について結果を図2-1-1に示す。第3回以降では「社会(地歴・公民)」、「芸術」を、それぞれ「地歴」と「公民」、「音楽」と「美術」に分け、また「総合的な学習の時間」を項目に追加してたずねている。

 全体としてみると、高校生が好きな教科のベスト・スリーは、第1位「体育」69.9%(「好き」=「とても好き」+「まあ好き」の%、以下同)、第2位「音楽」46.9%、第3位「国語」45.1%である。以下「英語」「地歴」42.5%、「理科」41.8%と続く。逆に「好き」とする回答が少ないのは、第1位「公民」25.8%、第2位「総合的な学習の時間」27.1%、第3位「美術」36.8%である。


 なお「総合的な学習の時間」は第3回では「履修したことがない」者が38.0%であり、また「好き」とする回答も履修者のうち2割程度であった(19.2%)。2003年以降は学習指導要領の改訂により必修科目となったものの、「好き」と回答した比率は27.1%で他の教科に比べ少ない。また「どちらともいえない」と答えた者が45.4%と、高校生にとって評価がつけづらい様子がうかがえる。

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