第3回子育て生活基本調査(幼児版)

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第1部 全体の調査結果/第4章 子どもへの進学期待と習い事

第1節 園外教育

 (1) 利用率と複数個利用の傾向

園外教育機関利用率は首都圏で62.0%に達している。利用率が高い幼稚園をみると、年少児で53.0%、年長児では76.9%が利用している。また、複数個の園外教育機関の利用が広がり、首都圏で31.3%が「2個以上」の園外教育機関を利用している。

◆園外教育機関の利用が広まっている

首都圏を中心に園外教育(習い事、スポーツクラブ、通信教育など)の利用が広まっている。最初に表1−4−1をみると、利用率は地域別に大きな差違があり、「1個」と「2個以上」の合計は地方郡部の36.8%に対して、首都圏では62.0%と6割を超えている。

※ここでは、幼稚園・保育園以外での習い事、スポーツクラブ、通信教育などを園外教育機関とする。

表1-4-1 現在している習い事の個数(全体・地域別)

次に表1−4−2(首都圏サンプル。これ以降はことわりのない場合は首都圏サンプルを対象に分析をする)で、男子より女子が、保育園児よりも幼稚園児が園外教育機関利用率が高くなっている。「1個」と「2個以上」の合計は首都圏では男子が59.6%に対して、女子のほうが4.7ポイント高く64.3%となっている。同じ表で就園状況別には、保育園が48.3%と5割弱であるのに対して、幼稚園は20ポイント近く高い67.5%と7割弱の園児が園外教育機関を利用している。

園外教育機関の利用率は、保育園を中心に、過去5年で増加傾向にある。図1−4−1は園外教育機関利用率の経年変化をみた結果である。首都圏全体の利用率では、03年調査から08年調査の5年間で58.8%から62.0%へと3.2ポイントの増加をみている。就園状況別に経年変化をみると、幼稚園は03年調査の時点ですでに3分の2以上、67.0%と高い値を示しており、08年調査はほとんど変わらず67.7%となっている。これに対して保育園では03年調査が44.2%であったのが08年調査では4.1ポイント上昇し48.3%になっている。

表1-4-2 現在している習い事の個数(首都圏全体・就園状況別・性別)
図1-4-1 習い事をしている割合(性別・就園状況別・経年比較)
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