教育格差の発生・解消に関する調査研究報告書

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基礎データ編

C.保護者調査結果概要


佐藤 暢子 (ベネッセ教育研究開発センター研究員)

1.保護者の未来の社会像

6割近くが「学歴がものをいう社会になる」と考えている。

Q.お子様が大人になるころ、今と比べてどのような社会になると思いますか。

図C−1:未来の社会像

大半の保護者にとって未来の社会像は悲観的なほうに傾いている。「とてもそう思う」+「まあそう思う」の比率でみたとき、84.4%が「貧富の差が大きい社会になる」と考えている(図C−1)。また、「いつ失業するかわからない、雇用が不安定な社会になる」では83.2%となっている。「学歴がものをいう社会になる」では、58.2%である。「あくせく競争せずに、のんびりと暮らせる社会になる」という楽観的な未来の社会像を描く人は少なく、「とてもそう思う」+「まあそう思う」の比率は4.8%に過ぎない。

グラフにて提示はしていないが、子どもの学力階層別にこれらの数値を見てみたところ、学力階層による顕著な差は認められなかった。

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