第4回学習基本調査報告書
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 2.新聞・読書の時間は約30分、テレビ・音楽の時間は約50分

 子どもたちの活字離れが叫ばれて久しいが、教員たちは読書にどれくらい時間をかけているのだろうか。
  家で、新聞を読んだり、読書したりする時間(以下、新聞・読書の時間)についてたずねたところ、「30分くらい」(小学校教員42.4%、中学校教員38.3%)がもっとも多く、約10年前の調査と回答の傾向はほとんど変化がなかった(図8-2-2)。平均時間をみても、97年調査、98年調査から07年調査にかけて横ばいであった。

  次に、家で、テレビを見たり、音楽を聴いたりする時間(以下、テレビ・音楽の時間)をたずねた。「1時間くらい」(小学校教員35.7%、中学校教員37.0%)の回答がもっとも多い。一方、「ほとんどしない」と回答した人も小・中学校教員いずれも約1割いた(図8-2-3)。平均時間をみると、97年調査、98年調査から07年調査にかけて10分程度減少していることがわかった。

  教員は学校にいる時間の増加にともない、テレビなどの娯楽の時間が少なくなってきているようだ。教員の活字離れは進行しているとまではいえないものの、依然として新聞や本に接している時間が増えていないことは明らかである。ちなみに本調査ではインターネットやパソコンの利用時間についてはたずねていないため正確にはわからないが、こうしたICTメディアの利用がテレビなどの時間の変化と関連している可能性が考えられる。
図8-2-2 新聞・読書の時間(小・中学校教員/経年比較)

図8-2-3 テレビ・音楽の時間(小・中学校教員/経年比較)
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