Pick UP 教育データ 第28回 いとしさとイライラが交ざる、母親の子育て意識
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Pick UP教育データ

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第28回

いとしさとイライラが交ざる、母親の子育て意識

多くのご家庭にとって、夏休みは親子でともに時間を過ごす絶好のチャンス。一方で「子どもが長時間家にいるので学校がある日よりも忙しい! 大変!」というかたもいらっしゃるかもしれません。今回は、母親が子どもの成長についてどのくらい満足しているのか、また、ふだんどのような気持ちで子育てをしているのかを調査した結果をご紹介します。
(初出2007/08/15:教育情報サイト)

【図1】 現在の生活や子育てに満足しているか

図1
出典:「第3回幼児の生活アンケート調査(2005年国内版)」(ベネッセ教育研究開発センター)

幼児の母親を対象に行った「第3回幼児の生活アンケート調査(2005年国内版)」によると、

  • 「子どもの成長ぶりについて」は、3割が「とても満足」。「まあ満足」を合わせると、9割以上が「満足」している。
  • 現在の「生活について」は、8割以上が「満足」している。一方、「不満足」も16.1%
という結果でした。
お母さんの多くは、現在の子育てや日々の生活におおむね満足しているようです。

 多くは肯定的、一方で不安やプレッシャーも

子育てについてどのような意識をもっているのか、少し具体的に調べたのが下の図2です。

【図2】 子育てに関する母親の意識

図2
出典:「第3回幼児の生活アンケート調査(2005年国内版)」(ベネッセ教育研究開発センター)

回答した母親の98.1%が「子どもがかわいくてたまらないと思う」、93.5%が「子どもを育てるのは楽しくて幸せなことだと思う」と答えており、子どもの存在や子育て自体に大きな喜びや幸せを感じている様子がうかがえます。さらに「子育てによって自分も成長していると感じる」も約8割が「ある」と回答しており、自分自身へのプラス効果も感じているようです。

ただ、現実は「かわいい」「楽しい」といった感情だけで過ごせることはあまりなく、この調査でも「子どもが将来うまく育っていくかどうか心配になる」「子どもがわずらわしくていらいらしてしまう」ことも6割以上が「ある」と回答しています。3度の食事の支度や、母親が不在のときのお留守番、習い事や受験はどうするかなど、不安やイライラの内容も、子どもの年齢、環境、母親が働いているかなどによっても変わってくることでしょう。また、「母親」となること、「母親」であり続けることへの戸惑いやプレッシャーもあると思います。家庭ごとの状況に合わせた周囲のサポートが必要であると同時に、いつかやって来る「親離れ」の日まで、母親であることを少しでも楽しめるといいですね。

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