特集 「学びに向かう」生徒をどう育てるか?
VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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朝学習でも内容を決めるのは生徒自身

 生徒が自分で内容を考えて学習するのは、チャレンジャーノートだけではない。毎朝8時20分から20分間取り組む「朝学習」でも、学校が出す課題はなく、どの教科のどんな内容を学習するのかは、生徒自身に任せている。チャレンジャーノートと同様に、朝学習もクラス担任が毎日チェックしてコメントを書いてから返却する。
  ルールは次の三つとなる。
(1)自分で課題を見つける(どんな目標を持って何をするか、自分で決める)
(2)1人で静かに学習をする(私語や雑談をせず、集中して学習する)
(3)鉛筆を持ってノートに書く(教科書を読むだけでなく、とにかく書く)
  朝学習では、「単元テスト」に向けた勉強に取り組む生徒が多い。鶴岡第二中学校は、1学期の中間テストを廃止して定期テストを年4回にし、その代わりに5教科の各単元ごとにテストを実施している。単元テストは、各教科で日程が重ならないように教師間で調整し、テストの1〜2週間前に実施日を発表する。


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