学士課程審議で示された改革の具体的な方策に対する、専門分野別の関心度を示した(図2)。
「人社教」について見ると、他の専門分野以上に強い関心を示したのは、「選抜方法の多様化」だけだった。関心度50%以上は「学生に対する経済支援」「初年次教育」の2項目のみだ。
理工農では、「単位制度の実質化」「就職活動早期化の是正」に、他分野より10ポイント以上高い関心を示している。保健家政で「分野別質保証の枠組みづくり」「出口管理・成績評価」「FDの体制整備」への関心が他分野より高い割合を示したのは、資格や職業に直結しやすく、授業の到達目標が比較的、明確だからと推測できる。
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