30代教師の情熱
VIEW21[高校版] 新しい進路指導のパートナー
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これからの私
日々の授業で信頼を築き生徒の進路実現に寄与したい

 2009年度は1年生の担任となりました。現任校での2年間の経験を糧に、3年後の進路実現を見越した指導を行えるようになるのが、今後の課題です。
 3年生を初めて受け持った時、先輩に「生徒の進路は一度きりだ」と言われました。教師は、毎年、何人もの生徒を送り出します。しかし、一人ひとりの生徒にとって、高校卒業時の進路選択は人生に一度。今は、生徒がより良い決断ができるように導くにはどうしたらよいのかを考えています。生徒と進路に関する建設的な話し合いをするには、信頼関係が必要不可欠ではないでしょうか。個々の生徒を多面的に理解し、相互の関係を深めるような授業を模索することで、生徒の進路実現に寄与していきたいと思います。
 20代の頃は先輩方が叱ってくれたり教えてくれたりしていましたが、30代になって、そうした機会が少なくなりました。まだまだ未熟者ですが、周囲からは一人前の教師として見られます。自分で考えて計画し、行動し、反省していけるよう、現状に満足せずに意識を高く持ち続けていくことも、課題の一つです。

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