「データで考える子どもの世界」

第5回学習指導基本調査(小学校・中学校版)・ダイジェスト版

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9. 教職の魅力

9割の教員は子どもと「喜怒哀楽をともにできる」
「ともに成長できる」と回答

教職の魅力について、子どもとのかかわり、教職の社会的な意味、専門性に関する項目では、小・中学校教員とも、8〜9割が「そう思う」(「とてもそう思う」+「まあそう思う」)と回答している。一方、「労働条件がよい」「社会的地位が高い」は、1〜2割台の回答にとどまっている。
小・中学校教員の回答を比較すると、教科担任制ということもあってか、「自分の(教科の)専門知識やこれまでの経験をいかせる」の回答は中学校教員のほうが若干高い。一方、経済的安定、労働条件、社会的地位といった待遇面では、中学校教員の回答比率が小学校教員に比べて低い。小学校教員よりさらに多忙であることが影響している可能性がある。

Q.あなたは教職のどこに魅力を感じますか。

図9−1 教職の魅力(10年調査)小学校 教員中学校 教員

図9−1 教職の魅力(10年調査)

※「とてもそう思う」+「まあそう思う」の%。

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