執筆者 中垣
眞紀(ベネッセ教育研究開発センター研究員)からのメッセージ |
これからの教育のあり方を示唆する「新しい」問題の研究・分析・考察から得られた知見をまとめました。
公立中高一貫教育校の適性検査問題を中心に、PISA調査問題にも触れながら、「これからの子どもたちに問われる本質的な力はどのようなものか」を明らかにし、「その育成のために、学校で、家庭でどのようなことに取り組んでいけばいいのか」について提案しています。また、このような力が求められる背景や、義務教育の変化についても触れています。
「これが入試問題なの?」という、ある問題との衝撃的な出会いから始まったこの調査・研究は、大人が解いても十分手ごたえのある問題との格闘の連続でした。また、子どもたちの様々な解答にとても感心しました。ただし、得られた調査結果は驚愕的なものでした。この内容を共有し、これからの子どもたちにとって大切な力を育てるための取り組みやそのための議論が、家庭で、学校で、始まることを願っています。ぜひご一読ください。
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