ベネッセ独自の調査・研究に基づく教育情報を発信。学校向け情報誌に掲載している教育動向や学校の実践事例、子どもや教育に関連したさまざまな調査の報告書、調査データなどを公開しています。
白衣を着たマドンナちゃんは、プロジェクトの公式サイト(http://www.tus.ac.jp/madonna/)のガイド役として登場。“Health”“Beauty”“Care”など、科学に関連したキーワードが詰まったハートを胸に、「わたしの気持ちが科学をつくる」というキャッチフレーズで、女性ならではの視点を生かした科学の可能性をアピールしている。 イベントでは、マドンナちゃんのエコバッグやルービックキューブなどを配布。かわいいデザインが人気を集めている。 プロジェクトの広報以外にも、活躍の場を広げている。2009年まで東京理科大学が取り組んだ「チーム・マイナス6%」(現・チャレンジ25キャンペーン)の啓発活動の一環として、ポスターに登場。浴衣やサンダルといった涼しげないでたちで、クールビズを訴えた
新入生を対象に行ったアンケートでは、マドンナちゃんについて、「東京理科大学のイメージが変わった」「かわいい」といった声が寄せられた。柴﨑伸明広報課長は「学内外での好感度の高さは坊っちゃん以上。今後はコラボレーションの機会を増やしていきたい」と語る。キャラクターの制作による女子の志願者数への影響について、今後、調査をしたいという。 チャーミングなマスコットと科学の魅力という意外性のある組み合わせが、「平成の科学のマドンナ」の増加につながるか、注目したい。