カリキュラムを検証した後は、DPのみならず、めざすべき人材像やアドミッション・ポリシー(AP)も含めて、基準を上下させたり、文言を追加・削除したりして、修正する作業が必要である。
愛媛大学の2010年度の教育コーディネーター研修会では、カリキュラム評価結果の学内自己点検を計画している。教育コーディネーターが、所属学部の評価状況を説明し、他学部の教育コーディネーターが質疑を行うなど、深い検証を行う予定である。こうした機会を毎年設けることによって、PDCAサイクルを持続的に循環させることができる。これは、策定された3つのポリシーに一貫性が構築されているからこそできるのである。
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