HOP! STEP! 小学校英語! 【実践事例】英語が苦手な先生にも勧めたい電子黒板を用いた児童を引きつける英語活動
VIEW21[小学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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 利点は次の四つ。
  1. ALTがいなくてもネイティブスピーカーの英語に触れさせることが出来る
  2. 身ぶりや表情なども交えた自然なやりとりを見せることが出来る
  3. 発音などの反復練習が容易に出来る
  4. 視覚から刺激を与えられるため、児童が興味を持って活動に臨み、表現に慣れ親しむことが出来る
 ただ、準備()や操作の面で不便な点もある。
  1. パソコンやプロジェクターなどと機器を接続する必要があり、設置に手間がかかる
  2. ちょっとした操作ミスで電子黒板が動かなくなり、再設定が必要になる。これにより、授業が中断する場合もある
 養正小学校では、授業合間の5分間休憩の時間に、電子黒板を準備することは難しいと判断し、空き教室の一つを英語専用教室にした。電源を入れるだけで電子黒板をすぐ使える状態にしてある。また、授業を中断することがないよう、研修などで電子黒板のシステムの理解を進めている。
 同校の電子黒板を活用した授業はまだ実験段階にあるが、「準備や授業で使うための練習は大変だが、子どもが画面に注目し、活動に盛り上がる様子を見ていると、また使いたくなる」という教師からの声が聞こえてくるという。
図 電子黒板準備の手順

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