ニートやフリーターが増加する中、大学では低学年からのキャリア教育の必要性が高まっている。高等教育の一歩手前にいる高校生は、働くことに対してどんな考え方を持っているのだろうか。ベネッセ教育研究開発センターの調査結果の一部を紹介する。
●調査の概要
埼玉県の公立高校2校の1〜3年生1926人(男子1033人、女子883人、不明10人)を対象に実施したアンケート結果を、東京成徳大学子ども学部の深谷昌志学部長など7人の研究者が分析。調査対象校は学区の中〜上位校で、進学を希望している生徒が多い。調査結果の全体は、ベネッセ教育研究開発センター2005年発行のモノグラフ・高校生VOL.73「高校生にとっての『働くこと』」に掲載されている。
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