特集

Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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教職員の理解の変化は3割が「ほとんどなし」

 教職員間での認知度の広がりを把握するため、取り組み開始時と比べた教職員の理解度、協力度の変化を尋ねた。「進んだ」(とても+まあまあ)が6割を超えるが、「ほとんど変わらない」も3割を占める。ほとんど変わらない理由には、「キャリア形成支援=就職支援という認識がまだまだ強い」「キャリア開発担当の教職員の仕事として位置付けられていて、それ以外の教職員の協力は難しい」「社会を知らない教員、教育とキャリア支援の関連を理解しない教員が多い」などが上がった(自由記述)。
 キャリア形成支援は、大学全体のマクロな部分では限界点といえるまでに広がった感があるが、個別大学というミクロの部分ではそれほどの広がりはなく、いくつかの課題が残されている状況にある。


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