特集
Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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 2005年度には、企業や人材コンサルタントなどの外部人材も活用しながら、教務部教育企画課を母体に「キャリア教育研究開発センター」を設立。各学部のキャリア教育を支援する目的で、科目を企画し、授業を担当。検証も行う。センターに所属する教職員がキャリア教育について学び合い、そこでの知見を通してキャリア教育に対する全学的な意識を醸成する。センターがキャリア教育全般を統括することによって、スタッフが持つキャリア教育に対する高い意識を、学内に“共振的”に共有する体制を整えた。

学生インタビュー


最大の収穫は向上心

経営学部
会計ファイナンス学科3年

片岡信二さん


 2年生からO/OCFーPBLに参加して、自分が変化しつつあるのを感じます。新商品のニーズ発掘や、学生向けの販促イベントの企画など、企業から与えられた課題に挑むことによって、将来の目標が明確になりました。マーケティング、広告やマスコミ関連の学習にも主体的に取り組むようになりました。
 グループディスカッションをはじめとするチームでの作業を通して、人見知りして話すことが苦手な性格をある程度、克服できた気がします。何よりも、課題解決にかかわったことによって、自分自身に向上心が生まれたことが最大の収穫です。



PDCAの重要性を実感

経営学部
経営学科3年

土方将司さん


 大学生になるまで社会との接点がほとんどなく、1年生から企業体験ができるO/OCFに魅力を感じて受講しました。最初のインターンシップでは社会人へのインタビューで、大学で何を意識して勉強すればいいのかを聞き、有意義な示唆をもらえました。
 2年生のときはソフトウェア開発会社で19日間、通信教育業務システムの開発をして、企画、実践、改善を繰り返すPDCAサイクルの重要性を実感しました。社会人と接して、自分を客観的に見つめられるようになったと思います。次は別の業界を経験してみたいと考えています。


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