調査企画

Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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はじめに

高校での学習態度を3つの群に分け
大学での満足度や成績との関連を分析

 「大学生の学習・生活実態調査」では、大学への満足度、授業の出席率、学習の成果などについて1〜4年生に質問し、今の大学生の学習・生活全般にわたる意識や実態を明らかにしている。併せて、高校での学習時間、学習態度や進路決定の理由なども尋ねている。
 そこで、「大学での学び」は、「高校での学び」と深い関連があるとの仮説の下、独自に検証を試みた。
 まず、高校での学習について質問した11項目を集計し、得点分布表を作成。人数がほぼ3分の1ずつになるように3段階に分け、高校での学習態度が身に付いている順にA群・B群・C群とした。
 これを基に、「性別」「学部系統」「入試難易度」「授業外の学習時間」「出席率」「教育に対する満足度」「大学での成績」の各項目とのクロス分析を行った。

高校での学習について質問した11項目
予習をしてから授業を受けていた
黒板に書かれていなくても、先生の話で大切なことはノートに書いていた
授業でわからないことは先生に質問した
授業でわからないことは、あとで自分で調べた
学校で出された宿題や課題をきちんとやっていた
授業で習ったことは、その日のうちに復習した
勉強方法を自分なりに工夫した
テストで間違えた問題をやり直した
計画を立てて勉強した
自分の意思で毎日コツコツ勉強した

「大学生の学習・生活実態調査」の詳しい内容は、下記のページでご覧いただけます。

大学生の学習・生活実態調査報告書


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